「友達から仲間へ」

 アニメ「がくえんゆーとぴあ まなびストレート」5話を見ました。…ほんとこの作品は良いなーと見るたびに思います。今回は「友情」の話でしょうか。冒頭と最後に学美が登場して、それだけで場をもりあげているなーと思った。出番があれだけでもインパクトがあり、また本編のシリアスな話をコメディで明るく見せる役割を果たしていたり、この辺の演出が非常に見事だと思った。
 
 それから、前からうすうす思っていたけど私はufotableのアニメの製作能力が非常に高いと思う。京都アニメーションの技術がすごいすごいと言われているけど、私はufotableも評価してよいんじゃないかと感じた。そのくらいにアニメーションとしての完成度が高いと思う。
 
 ストーリーに関してはオーソドックスではあるがしっかり作っているという印象を受けた。だから目新しいストーリーではないが共感できるし見ごたえがあると感じた。
 
 他者との関係のとり方というのは難しいし、気になる人と「友達になりたい」と思うその気持ちを非常に上手く描いてくれたのが今回の話だったと思う。ちなみに、この感情は子供だけではなくて大人になっても普遍的に持つ感情だと私は信じたい。