コラム:「オタク」の守備範囲はどんどん広がる

 私がアマチュアWEBラジオを始めるきっかけになった、岡山のRadio29というWEBラジオがある。そこの投稿コーナーで「オタク」の話をしていた。「オタクといっても色々なジャンルがある」というような話をフツオタコーナーでチラッとしていたが、自他共に認めるオタクとしては、「オタクをしているとどんどんと守備ジャンルが広がっていって博学になる」と思うのでそんな話を書きたい。

 私の場合は、そもそもが「アニメ」のオタクだったのだけど、アニメオタクをしているとそこから派生してキャラを演じている声優に興味を持って声優オタクになったり、さらにすすんでアニラジを聞き始めるのでラジオも趣味になったり、あるいはアニメの原作漫画を読みたくなるので漫画オタクになって、小説(ライトノベル)が原作だとそっちをチェックするのでライトノベルにも詳しくなったりという風に、アニメにはまるとどんどんと近いジャンルに手を出すようになる(少なくとも私はそうなった)。最近はゲーム原作の作品が多いのでアニメからゲームに詳しくなることも結構あると思う。もちろん主題歌からアニソンに興味を持って音楽を聴くようになるかもしれない。

 上記「Radio29」のパーソナリティのマルさんも、仮面ライダーが第一だけど、ライダーからはいって特撮全般に詳しくなったりということも十分にあると思う。
 それなので、「オタク」というと「狭く深く」というイメージを私自身が持っていたが、実際にオタクをやっているとどんどん守備ジャンルが広がっていっているなと思う。だから意外と「広く深く」いろんなことに詳しい教養人になれる可能性があるのがオタクじゃないかと思っている。そして私自身もいろんなことに詳しくて教養があるオタクになりたいと思っています。